2024/3/30(土)
『かづゑ的』
熊谷博子監督
舞台挨拶決定!

静岡シネ・ギャラリーでは3/29(金)より、瀬戸内海の長島にある国立ハンセン病療養所・長島愛生園で80年以上暮らす宮﨑かづゑさんの日常を追ったドキュメンタリー映画『かづゑ的』を上映します。
公開2日目の3/30(土)上映後には、熊谷博子監督の舞台挨拶を開催します。監督自身がかづゑさんの人生に伴走した8年間の記録、ぜひ、ご覧ください。

GALLERY

登壇ゲスト

  • 熊谷博子(監督)
    東京都出身。1975年より番組制作会社のディレクターとして、戦争、麻薬などの社会問題を追ったドキュメンタリーを多数制作。85年にフリーの映像ジャーナリストに。
    『幻の全原爆フィルム日本人の手へ』(1982)
    『よみがえれ カレーズ』(1989)土本典昭氏と共同監督
    『ふれあうまち』(1995)
    『三池~終わらない炭鉱(やま)の物語』(2005) JCJ(日本ジャーナリスト会議)特別賞、日本映画復興奨励賞
    NHK・ETV特集『三池を抱きしめる女たち』(2013) 放送文化基金賞・最優秀賞、地方の時代映像祭奨励賞
    NHK・ETV特集『原爆にさわる 被爆をつなぐ』(2015)
    『作兵衛さんと日本を掘る』(2018)

INFORMATION

日時:2024年330(土)
上映終了後舞台挨拶 ※上映時間は決まり次第発表

料金:劇場通常料金


【注意】
当日受付順のご案内で定員制自由席。途中入場不可及び無料鑑賞使用不可
招待券・ポイントカード使用不可、舞台挨拶のみの参加不可


お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283


該当作品

かづゑ的

「私、みんな受けとめて、逃げなかった。」
瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園。
宮﨑かづゑさんは10歳で入所してから約80年、ずっとこの島で生きてきた。病気の影響で手の指や足を切断、視力もほとんど残っていない。それでも、買い物や料理など周囲の手を借りながらも自分で行う。
「本当のらい患者の感情、飾っていない患者生活を残したいんです。らいだけに負けてなんかいませんよ」と力強く語るかづゑさん。患者同士のいじめに遭い、つらかった子ども時代。家族の愛情と、たくさんの愛読書が、絶望の淵から引き上げてくれた。そして夫の孝行さんと出会い、海沿いの夫婦寮で自然とともに暮らしてきた。
かづゑさんはいつも新しいことに挑戦している。そしてどこか可愛いらしい。78歳のときにパソコンを覚え、84歳になって初の著作となる『長い道』(みすず書房)を出版。類まれな表現力で日常を瑞々しく綴り、版を重ねている。
90歳も半ばになったかづゑさんは言う、「できるんよ、やろうと思えば。」
(『かづゑ的』公式HPより引用)

監督: 熊谷博子
2023年製作/119分/G/日本
配給:オフィス熊谷


『かづゑ的』 公式HP

『かづゑ的』 シネ・ギャラリー上映情報

静岡シネ・ギャラリー

  • 〒420-0857
    静岡県静岡市葵区御幸町11-14-3F

    TEL 054-250-0283

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