2019/8/18(日)
歌人・田中章義×監督・伊勢真一トークショー
「短歌で綴る映画」開催

1歳で脳性マヒと診断され、寝たきりとなった35年前から介助者の手を借りて自立生活を送っている遠藤滋さんと介助者たちの交流を追った『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』。本作には、50歳になってから詠み始めたという遠藤さんの数々の短歌が登場します。 本作の公開を記念し、「こんなふうにすべてをさらけ出しながら短歌を詠む寝たきり歌人がいることに衝撃を受けた。」と語る静岡出身の歌人・田中章義さんと伊勢真一監督のトークショーを開催します。 2人のトークを通して、一人の"にんげん"としての気持ちを丁寧に正直に書き綴っていくことと映像におさめていくこと、人が生きることの意味を考えていただける機会です。是非ご参加ください。

日程

2019年8月18日(日)
13:35~14:35
(11:45~13:25映画上映終了後)

ゲスト

田中章義(歌人)
伊勢真一(監督)

料金

無料 定員50名
※申し込み制

※映画をご鑑賞の方は別途映画料金がかかります。
8/3より劇場窓口またはお電話で受付 054-250-0283
※当日映画をご覧にならない方でもトークショーに参加可能です。

注意

※定員50名、自由席、途中入場不可
※要申し込み

ゲスト

伊勢真一
(監督)

ドキュメンタリー映像作家。1949年東京生まれ。遠藤滋とは学生時代の友人である。
『奈緒ちゃん』(1995年)、『えんとこ』(1999年)、『風のかたち』(2009年)、『大丈夫。』(2011年)。
『妻の病』(2014年)、『ゆめのほとり』(2015年)、『いのちのかたち』(2016年)、『やさしくなあに』(2017年)他
数々のヒューマンドキュメンタリーを製作。本作は映画『えんとこ』から20年を経た続編である。

8/18 ゲスト

田中章義
(歌人・作家)

歌人・作家。大学1年生のときに第36回角川短歌賞を受賞。以後、在学中から、角川書店、文藝春秋、新潮社、集英社、講談社などの雑誌に執筆・連載を開始。NHKや民放のテレビ・ラジオでもレギュラー番組を持つ。 「地球版・奥の細道」づくりをめざし、世界を旅しながら、ルポルタージュ、紀行文、絵本etc・・も執筆。世界各地で詠んだ短歌が英訳され、2001年、当時、世界で8人の国連WAFUNIF親善大使にアジアでただ1人選出される。 国連環境計画「地球の森プロジェクト」推進委員長、ワールドユースピースサミット平和大使なども務め、角川書店・講談社・マガジンハウス・岩波書店・サンマーク出版・学研等から、これまで20数冊の単行本を出版。 また、BEGIN、東野純直、遠藤久美子、sarah、ミネハハなど様々なミュージシャンへの楽曲にも歌詞を提供し、作詞家としての活動も行っている。 慶應義塾大学、立教大学、東北福祉大学、吉備国際大学、九州大学等、これまで様々な大学で講演。 現在は、國學院大學兼任講師、「ふじのくに地球環境史ミュージアム」アドバイザー、「静岡県文化政策審議会」委員なども務める。 近著に「日本史を動かした歌」(毎日新聞出版)、「母のうた 美智子さまの御歌(みうた)」(徳間書店)、「辞世のうた」(ワニブックスplus新書)などがある。

静岡シネ・ギャラリー

〒420-0857 静岡市葵区御幸町11-14
サールナートホール3階

054-250-0283 (劇場直通)

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