本作品の舞台は、原発事故後の福島ですが、反原発というテーマを声高に叫ぶのではなく、風刺の効いたミュージカルというスタイルを使って観客に提示しています。また、高度な技術による実写とアニメをコラボしたユニークな映像も、この作品の見どころの一つです。本作品の上映により、静岡市民の方々に対して、新しい映像を体感しながらあらためて原発問題と被災地への理解を深めていただき、そこから自分たちの未来、そして日本の未来について考えていただきたいと考えております。
映画鑑賞に加えて、第一線で活躍されている映画評論家・北川れい子さんを迎え、才谷遼監督とのトークを通して、映画製作の裏話なども楽しんでいただければと思います。
映画『ニッポニアニッポン』を静岡で上映する会 代表 松本
~上映会開催趣旨から一部引用~
上映作品
フクシマ県楢穂町の役場に出向してきた楠穀平(隆大介)は、助役・村井(寺田農)の案内で各地を視察する。そこで穀平は、津波の被害を受けた地区や復旧しない鉄道、延々と続く除染作業など、原発事故後のフクシマの現状を目の当たりにする。ある日穀平は、近日開催される「原子力研究所副所長就任を祝う会」を滞りなく行うよう、村井から命じられる。
●監督・原案・脚本:才谷遼●出演:隆大介、寺田農、デコウトミリ、宝田明、慶徳優菜 ほか●ラピュタ阿佐ヶ谷配給●2019年日本●113分 (C) ラピュタ阿佐ヶ谷
公式HP
日時:2019年5月19日(日)
14:00~開演(開場13:30~)
ゲスト:
才谷遼(映画監督)、北川れい子(映画評論家)
料金:
一般 前売一律1,500円(当日1,800円)
子ども(小学生以下) 前売800円(当日1,100円)
※全席自由、定員200名、途中入場不可
主催:映画『ニッポニアニッポン』を静岡で上映する会
会場・協力・プレイガイド:サールナートホール