2018/ 10/ 14 (日)『止められるか、俺たちを』先行上映会&
白石和彌監督、俳優・井浦新さん、脚本・井上淳一さん舞台挨拶決定!

2012年に亡くなった映画監督の若松孝二が設立した若松プロダクションの再始動第1作目となる白石和彌監督最新作『止められるか、俺たちを』を10/27(土)より公開します。
この度、本公開に先立ち先行上映が決定しました。ゲストは白石和彌監督と、本作で若松孝二監督を演じた井浦新さん、脚本を担当された、井上淳一さんの三人です。
1969年を舞台に、彼のプロダクションに飛び込んだ女性の視点から、映画に全てをささげる若松孝二と仲間たちの青春を描いた本作、東京公開から2日目と静岡県内で最早の上映となります。是非、ご来場ください。

 

INFORMATION

日時:
2018/
10 / 14 (日) 10:30開演 (10:15~開場)

ゲスト:
白石和彌(映画監督)、井浦新(出演)、
追加ゲスト!井上淳一(脚本)
※上映後、舞台挨拶 ※パンフレット購入者へのサイン会実施予定。


2018/10/14
「止められるか、俺たちを」
グッズ当日先行販売のお知らせ

『止められるか、俺たちを』の、先行上映会&舞台挨拶ですが、当日かなりの混雑が予想されます。
そのため、物販販売を先行して、10/14(日)の9:40から、サールナートホール1階大ホールにて行います。
サイン会の時間及び、物販数に限りがあるため、先に購入をお勧めいたします。
詳細はこちらよりご確認ください。


料金:
一般前売:一律 1,500円 (当日:一律 1,800円)
会員前売:一律 1,100円 (当日:一律 1,400円)

予定枚数に達したため、販売を終了いたします。
当日券の販売もございませんので、ご了承ください。
※チケット面に書かれている番号が、当日の入場整理番号となります。ご購入時にお確かめください。


注意:
全席自由、定員制、途中入場・払い戻し・舞台挨拶のみの参加不可。
登壇ゲストは急遽変更となる場合があります、あらかじめ了承ください。

 

上映作品 『止められるか、俺たちを』

吉積めぐみ、21歳。1969年春、新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、“若松プロダクション”の扉をたたいた。
当時、若者を熱狂させる映画を作りだしていた“若松プロダクション“。
そこはピンク映画の旗手・若松孝二を中心とした新進気鋭の若者たちの巣窟であった。
小難しい理屈を並べ立てる映画監督の足立正生、冗談ばかり言いつつも全てをこなす助監督のガイラ、飄々とした助監督で脚本家の沖島勲、カメラマン志望の高間賢治、インテリ評論家気取りの助監督・荒井晴彦など、映画に魅せられた何者かの卵たちが次々と集まってきた。
撮影がある時もない時も事務所に集い、タバコを吸い、酒を飲み、ネタを探し、レコードを万引きし、街で女優をスカウトする。
撮影がはじまれば、助監督はなんでもやる。現場で走り、怒鳴られ、時には役者もやる。
「映画を観るのと撮るのは、180度違う…」めぐみは、若松孝二という存在、なによりも映画作りに魅了されていき……。

監督: 白石和彌 脚本: 井上淳一
制作国: 日本 制作年: 2018年 配給: 若松プロダクション/スコーレ
キャスト: 門脇麦 井浦新 山本浩司 岡部尚 大西信満
(C)2018 若松プロダクション

 

 

 

ゲスト

白石和彌(映画監督)

1974年生まれ。北海道出身。1995年、中村幻児監督主催の映像塾に参加。以降、若松孝二監督に師事し、フリーの演出部として活動。
若松孝二監督『明日なき街角』(97)、『完全なる飼育赤い殺意』(04)、『17歳の風景少年は何を見たのか』(05)などの作品へ助監督として参加する一方、行定勲監督、犬童一心監督などの作品にも参加。
2010年、初の長編映画監督作品『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で注目を集める。ノンフィクションベストセラーを原作とした『凶悪』(13)は、2013年度新藤兼人賞金賞をはじめ、第37回日本アカデミー賞優秀作品賞・脚本賞ほか各映画賞を総嘗めし、一躍脚光を浴びる。
その他、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれた事件をモチーフに描いた『日本で一番悪い奴ら』(16)、『牝猫たち』(17)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『孤狼の血』(18)

ゲスト

井浦 新(出演)

1974年9月15日生まれ、東京都出身。
映画『ワンダフルライフ』(98/是枝裕和監督)に初主演。以降、映画を中心にドラマ、ナレーションなど幅広く活動。
主な出演作品は『ピンポン』(02/曽利文彦監督)、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08/若松孝二監督)、『空気人形』(09/是枝裕和監督)。『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)で第55回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12/若松孝二監督)では、日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(13/前田司郎監督)、『悼む人』(15/堤幸彦監督)、『白河夜船』(15/若木信吾監督)、『光』(17/大森立嗣監督)、『二十六夜待ち』(17/越川道夫監督)、『ニワトリ★スター』(18年/かなた狼監督)、など。今後の公開待機作に、『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』(18/柳川強監督)、『赤い雪 RED SNOW』(18/甲斐さやか監督)、『菊とギロチン』(18/瀬々敬久監督)、『嵐電』(19/鈴木卓爾監督)、『こはく』(19/横尾初喜監督)などがある。

追加ゲスト

井上淳一(脚本)

1965年生まれ、愛知県出身。早稲田大学卒。
85年、大学入学と同時に、若松孝二監督に師事し、『衝撃パフォーマンス』(85)から『我に撃つ用意あり』(90)までの若松プロ作品に助監督として参加。90年、『パンツの穴・ムケそでムケないイチゴたち』で監督デビューするも、己の監督としての才能のなさに絶望し、若松プロの先輩である荒井晴彦氏に師事。
脚本家となり、『くノ一忍法帖・柳生外伝』(98)『アジアの純真』(11)『あいときぼうのまち』(14)などの脚本を書く。
2013年、『戦争と一人の女』で監督再デビュー。慶州国際映画祭、トリノ国際映画祭ほか、数々の海外映画祭に招待される。
16年には、福島で苦悩しながら農業を続ける男性を追った『大地を受け継ぐ』でドキュメンタリーを監督した。
若松作品では、『飛ぶは天国、もぐるが地獄』(99)を出口出名義(三宅隆太と共作)を書いている。

静岡シネ・ギャラリー

お問合せ:054-250-0283

静岡市葵区御幸町11-14 サールナートホール3階

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