13:30~ 講演会
登壇:聞間 元(ききま はじめ)医師
「ヒロシマがすべての原点、
 世界遺産の真の意味」

講師:聞間 元(ききま はじめ)
プロフィール…熱海市出身。信州大学医学部卒。 生協きたはま診療所所長。 広島・長崎原爆被害者の方の「被爆者医療」への取り組みをライフワークにしている。これまで、旧ソ連セミパラチンスク核実験場や、南太平洋マーシャル諸島などでの核実験被害調査に参加、第五福竜丸元乗組員の C型肝炎の療養補償の実現のための活動を行っている。 ビキニ水爆被災事件静岡県調査研究会(略称ビキニ研)は、2012年に焼津平和賞を受賞した。現在、財団法人第五福竜丸平和協会専門委員、NPO 法人被爆者の記憶遺産を継承する会理事、静岡県保険医協会 理事長。

14:30~映画『ヒロシマ、そしてフクシマ』

広島に原爆が投下された1945年8月6日以来、被爆者の治療や反核活動を続けてきた96歳の肥田舜太郎医師の闘いを追ったドキュメンタリー。
戦後65年にわたって広島や長崎の被爆者を診療するうちに内部被曝の恐ろしさを知り、その危険性を世界に向けて訴え続けてきた肥田医師。
「核の傷 肥田舜太郎医師と内部被曝」のフランス人監督マーク・プティジャンが再び肥田医師に密着し、福島原発事故の被災者たちが暮らす町での活動や、沖縄での講演会の模様を取材。
平和で核のない日本の未来を願う肥田医師が、歴史から何も学ぼうとしない体制に向けて警鐘を鳴らす姿を映し出す。

監督:マーク・プティジャン/出演:肥田舜太郎ほか/2015年日仏合作/太秦配給/80分/
(C)MIRAGE ILLIMITE / HISTOIRE 2015