半期ごと恒例の、ベスト映画1・2・3! 2016年上半期のベスト映画を、当館ご利用の方にアンケートをとり、集計いたしました。
今回は、2016年1月9日~7月8日までに、シネ・ギャラリーで上映された作品が対象となります。
見逃した方は、是非DVD等でご覧下さい!
ウンノ
1位 恋人たち
「この映画を上映できてよかったなぁ」としみじみ思えました。あらすじでは重たい印象ですが、登場人物たちと一緒にいろんなことを体験して、最後には本当に前向きな印象が残る作品です。ひまわりやタンポポだけが太陽を向いているんじゃない。日陰に育つ植物たちだって、光を求めて葉を広げているんだと。
2.リリーのすべて
世界初の性別適合手術を受けたアイナー(リリー)と、彼を支えた妻ゲルダの物語。トム・フーパー監督の「史実」から「物語」を抽出する取捨選択の手腕が見事ですが、色彩設計にも注目してください。18世紀の北欧画家ハンマースホイをベースに、注意深く配された淡いブルーとゴールドの妙。
3.ヴィヴィアン・マイヤーを探して
死後に大量の写真フィルムが発見され、それが一大センセーションを巻き起こした無名の女性ヴィヴィアン・マイヤー。生前の彼女はただの(というか精神とふるまいに難のある)乳母でした。「ヴィヴィアン・マイヤーを探す」のは容易ではありません。私たちは「芸術家」の肩書きのない芸術家の精神やふるまいから、目をそらしてしまうから。
他館.ヘイトフル・エイト
是枝監督や岩井俊二監督の新作も良かったけれど、タランティーノ監督に一票。タイトルからミスリード!久しぶりに見たマイケル・マドセンが、安定の凶悪顔だったのも嬉しい。
のさ
1位
『見えない目撃者』
違和感満載の物語(ストーリー)。
強引な展開にびっくり。
でも『映画』はこうでなくては、と、楽しめた。
2位 『恋人たち』
3位 『ドリームホーム
99%を操る男たち』
“福”支配人
1位 恋人たち
2位 ハッピーアワー
3位 ディストラクション・ベイビーズ
次点:『野火』、『ルーム』、『さざなみ』、『リリーのすべて』、『孤独のススメ』、『マイ・ファニー・レディ』
意識的に邦画3作品を挙げてしまいましたが、これら素晴らしい企画・脚本を映画化しようとしたそれぞれの監督、キャスト、製作陣すべての人に敬意を払いたいと思います(次点『野火』の塚本監督に関しては、自身で「配給」まで!)。
げ
1位
『アイリス・アプフェル!』
ビビットなアクセサリーを身にまとう94歳のアイリス・アプフェルのドキュメンタリー。生き方も、おしゃれも全て鮮烈で、色鮮やかな彼女にノックアウト!
アイリスから飛び出す、沢山の語録に胸を打たれ、おしゃれすること=生きることは、もっと自由でいいんだと思えました。
彼女のように、いくつになっても生き生きと生きていきたいものです。
2位 『恋人たち』
3位 『さざなみ』
やま
1位
『ヘイル、シーザー!』
全篇映画愛にあふれる逸品。
2位 『マジカル・ガール』
3位 『ボーダーライン』
ミニー
1位 『リリーのすべて』
妻ゲルダが夫アイナーに「夫でいてほしい」と打ち明ける姿は、本当に胸が痛かった。。。
でも、アイナーの妻の気持ちに応えることができない自分への苛立ちや本当の自分でありたいと願う気持ちも理解できるし・・・。
二人の相手への愛が、私の理解できる範囲を超えたものなのだと感じずにはいられませんでした。
ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデルは、本作品で本年度アカデミー賞助演女優賞を見事受賞!!
心が折れそうになりながらも、愛する人を献身的に支える姿が、同じ女性として尊敬します。
2位 『恋人たち』
3位 『ルーム』
のざ
1位
『最愛の子』
中国では当たり前のように、このような事件が起きているという事実が信じられませんでした。
親が子を愛する気持ちはもちろん、子が親を想う気持ちを考えると、とても切なくなりました。
2位 『フランス組曲』
3位 『スポットライト』
うるし
1位
『恋人たち』
主人公たちの、“明日も生きていこう”という姿に、感動した。
ラストシーンは特によかった!
2位 『ルーム』
3位 『スポットライト』
2016年上半期のベスト映画を、当館ご利用の方にアンケートをとり、集計いたしました。
ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました!!
1位 ルーム (14票)
施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)によって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそが世界の全てだった。ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。
2位 スポットライト
世紀のスクープ(7票)
3位 恋人たち (6票)
橋梁点検の仕事をしているアツシ(篠原篤)には、愛する妻を通り魔殺人事件で亡くしたつらい過去があった。自分に関心がない夫と考え方が違う姑と生活している瞳子(成嶋瞳子)は、パートの取引先の男と親しくなったことから平凡な日常が変わっていく。エリート弁護士の四ノ宮(池田良)は友人にひそかな思いを寄せていたが、ある日、誤解が生じてしまい……。
1位 スポットライト
リアリティがあって、映画としてもラストに達成感があった。
2位 ディーパンの闘い
3位 ベテラン
1位 ボーダーライン
迫力、テンポ、一級!
1位 俳優 亀岡拓次
おもしろかった。PART2観たいです。
2位 ホワイト・ゴッド
3位 野火
1位 野火
戦争のリアルを感じ、胸に深くささりました。
1位 野火
2位 ロブスター
3位 リリーのすべて
1位 美術館を
手玉にとった男
贋作を作って美術館に寄贈するという不思議なストーリー。お金が目的ではない主人公と、彼を取り巻く人々がとても興味深かったです。
しかも実話だなんて。
2位 アイリス・アプフェル!
3位 バンクシー・ダズ・ニューヨーク
1位 リリーのすべて
求めるだけでなく、その人の幸せを願う愛情の深さに。
2位 スポットライト
3位 ルーム
1位 野火
戦争のつらさを皮膚感覚で感じた。
2位もよかったがそれ以上だった。
2位 スポットライト
3位 ディーパンの闘い
1位 ルーム
1位 リリーのすべて
どちらかに選べなかったので、両方一位。
どちらも物語にどんどん引き込まれてしまった。
「リリーのすべて」は切なくて、後を引く映画でした。
2位 スポットライト
3位 ニューヨーク
眺めのいい部屋売ります
1位 さようなら
怖いようなキレイなような、不思議な余韻が残りました。
2位 マジカル・ガール
3位 偉大なるマルグリット
1位 ボーダーライン
すごいサスペンス映画だ!!
ヴィルヌーヴ監督、最高すぎる!!
2位 シネマの天使
3位 ハッピーアワー
1位 ボーダーライン
ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン
タフでクールな物腰、美しく重い映画。
そして大変面白かった。
2位 マジカル・ガール
3位 火の山のマリア
1位 さざなみ
シャーロット・ランプリングのラストの表情が、すごすぎて忘れられません。
2位 オマールの壁
3位 君がくれたグッドライフ
1位 光のノスタルジア
1位 真珠のボタン
1位と2位は同じくらいよかった。
中南米の歴史は全く知らなかったので、知れてよかった。
良質なドキュメンタリーだと思う。
2位 独裁者と小さな孫
1位 ルーム
発想が素晴らしい
2位 サウルの息子
3位 消えた声が、その名を呼ぶ
1位 ルーム
解放後の展開が良い。
子役もすばらしい。
2位 ドリームホーム
3位 アイヒマンショー
1位 リザとキツネと
恋する死者たち
POPでかわいくて、キッチュなところがとてもレトロフューチャーしてて、ステキでした!
2位 マジカル・ガールい
3位 裁かれるは善人のみ
3位 独裁者と小さな孫
1位 ルーム
短歌を一首
「羽根繋ぎ 籠の向こうへ 発つ鳥は
風を束ねて 空の広さよ」
2位 スポットライト
3位 グランド・フィナーレ
1位 袴田巌
夢の間の世の中
穏やかな袴田さんの表情と映像が続く。
しかしここに映らない50年もの過酷な闘いがある(しかもまだ終わっていない)こと。
それを思わざるをえない。
2位 禁じられた歌声
3位 スポットライト
1位 ルーム
ルームから脱出時のスリルと、脱出後の母親の生き方。考えさせられました。
2位 スポットライト
3位 ボクは坊さん
1位 ドリームホーム
ラストシーンより。今のようなひどい時代でも、人間は良心があるのだと感じた。
2位 恋人たち
3位 フランス組曲
1位 ハッピーアワー
これまでにない極上の映画体験。
1位 サウルの息子
強制収容所のまた新たな一面を垣間見ることができた。
2位 恋人たち
3位 俳優 亀岡拓次
1位 サウルの息子
映像だけで語るというすごさ
ヘンな映画3本立ての魅力
・リザとキツネと恋する死者たち
・マジカル・ガール
・ロブスター
1位 スポットライト
リアルな報道の怖さがある
2位 君がくれたグッドライフ
3位 俳優 亀岡拓次
1位 ルーム
尋常でない設定ながら、奇をてらわず、非常に丁寧に作られた一本。
演技(母・子とも)が素晴らしい。
1位 スポットライト
普通のひとでも、きちんと戦うことはできる!!
2位 リリーのすべて
3位 最高の花婿
1位 サウルの息子
すべてが強烈。
音楽もなく、サウルの視点で、その場に連れてゆかれる感じ。
2位 リリーのすべて
3位 ルーム
1位
マイ・ファニー・レディ
好きな俳優ばかりだったので、(特にジェニファー・アニストン)テンポの良いコメディーで面白かったです。
2位 消えた声が、その名を呼ぶ
3位 サウルの息子
1位 スポットライト
ストーリーが良くできていた!
2位 ルーム
3位 ボーダーライン
1位 ルーム
過酷な状況でも生きる姿に感動!!
2位 ハッピーアワー
3位 恋人たち
1位 フランス組曲
ストーリーと俳優が良かった。
特にマティアス・スーナールツが素敵でした。
2位 ボーダーライン
3位 独裁者と小さな孫
1位 最愛の子
どちらの親もある意味被害者であり、単純に正悪の判断を示していない点と、捜すうちにミステリー的要素が入ってくるところが面白い。
2位 ボーダーライン
3位 恋人たち
1位 ルーム
母と子がついに“部屋”から解放されるラストシーンが印象的でした。
2位 ボーダーライン
3位 ディストラクション・ベイビーズ
1位 千年医師物語
画面のトーンの美しさと、アクターのセリフ回しがすばらしい。
2位 スポットライト
3位 フランス組曲
1位 シネマの天使
昔ながらの映画館がなくなるなんて非常に残念だったが、最後のラストシーンが印象に残った。
2位 ボクは坊さん
3位 ポプラの秋
1位 ディーパンの闘い
2位 ひつじ村の兄弟
3位 孤独のススメ
1位 恋人たち
普通の人が経験する苦悩を普通に描いていた。
2位 野火
3位 孤独のススメ
1位 シネマの天使
日本版『ニュー・シネマ・パラダイス』ですね!
阿藤快さんが良かった。
2位 俳優 亀岡拓次
3位 牡蠣工場
1位
完全なるチェックメイト
息を呑むチェスゲームの展開に、引き込まれた。
天才の苦悩がよく描かれていたと思う。
2位 ルーム
3位 ハッピーエンドの選び方
1位 リザとキツネと
恋する死者たち
期待していなかったけれど、とても楽しい映画でした。
ベストというのはちょっと違うのかもしれないですけど。
2位 野火
3位 ルーム
順不同。多くのご参加、ありがとうございました!!
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